脳科学に基づいたレッスンってどういうこと?
一昔前のピアノ教室といえば、
入会先生が生徒に課題を出す(宿題の曲をだす、課題を課す)
②家で一生懸命練習する、弾けるように頑張ってみる
③レッスン日に先生のところへいく。練習の成果を披露する、ダメだしOR合格
④新たな宿題へ取り組むOR引き続き不合格の曲を練習する
このループにすぐに入れる生徒は、エリートです!!!完璧です、、、
しかし、基礎力(自分で楽譜を読んで弾けるようにする力)が身についていないうちに、課題ばかりを課すと、ピアノ嫌いな子を生み出しかねません。
なので、どのようなプロセスでピアノが弾けるようになるか?それを解析して、脳科学をもとにどのようにアプローチしたらピアノを楽しんで弾けるようになるのか、科学的に研究されつくした教材を使って、KANAピアノ音楽教室はレッスン進めていきます。
楽譜も日々、素晴らしいものが出版されていますし
教材も日々進化しています、ピアノの先生一生研究ですね。。。
簡単に言うと、脳科学基づいた育能レッスンとは
ニューロンとニューロンの間のシナプスへ刺激を与え、複雑な神経回路を作り上げることによって、いろいろなことに対応できる頭のいい子になる。=ピアノも上手な、賢いこになる
ということです。
わ、、、、専門用語ばかりですね、、、細かく用語を解説していきます。
脳科学について重要な用語について解説
ニューロンってなに?
人間の脳の中には、1000億ものニューロン(神経細胞)がある。
だれでも胎児期の終わりごろから誕生後にかけて、急激な勢いで増加していく。
この神経細胞の増加は、生まれてから幼児期までに限られ、その後は細胞が退化していく。つまり、生きるために必要と判断した細胞は生き残って増殖し、使わない細胞が退化するようになっている。
シナプスってなに?
シナプスは繰り返される刺激に反応する性質がある。ニューロンとニューロンの間には、隙間があいている。同じ情報を反復させているうちに、両者の隙間はしだいにせばまっていく。
シナプスが太くなり、強い刺激が重なると、このニューロン同士は手をつなぐ。一本の神経線維となって、効率よく機能するようになるのだ。
神経回路ってなに?
脳のさまざまな働きの基盤となっているのが、膨大な数のニューロンが複雑につながり合った「神経回路」。
神経回路はニューロン同士がお互いに作用し合ったり、細胞の外にある環境因子がニューロンに影響を及ぼしたりすることで形成されていく。
脳の神経回路のおおよその骨格は母体にいる段階で形成され、誕生後も脳は成長を続ける。したがって母体の栄養状態や、誕生後の環境も神経回路形成に重要な影響を与える。もしも幼児が片方の目を眼帯で長期に覆うと、覆われた側の目は視力が衰えて見えにくくなってしまう。これは使っていた側の目の情報が脳に集中するため、対応するニューロンが優位になるため。このような現象は神経回路が完成する前の子どものみに起こり、成人の場合は同じようにしても視力に変化はない。
神経回路形成期にある幼児期には、いろいろなものを見たり、聞いたり、触ったりと五感を十分に働かせる経験をすることが重要。