以前、テレビで脳科学者が言ってました。
「習い事はピアノをだけで充分」
実際、ピアノだけにするかは別として、多くの事を身につけられる事は確かだと思います。
演奏するためには
まず、《楽譜を読みます》
楽譜を読むという事は、沢山考えます。物語を読んで作者の思いを汲み取る(読解力)ように、楽譜からいろいろな事を読み取ら無くてはなりません。
拍子、テンポ、曲想、調性、強弱、ペダル
沢山の要素があります。
《音から感じとる感性を磨きます》
電子楽器は、誰が押しても同じ音ですが、ピアノは感性を表現できます。機械で作った量産品と手作りの品、違いますよね。自分の耳で音を聞き、感じ取る事が必要です。
《表現する力を養います》
いろいろな事が分かっていても、聞き手に伝わら無くては意味がありません。しっかり伝えるためには、技術が必要にもなります。そのためには、練習も必要ですね。
これらは、短期間で身につくものではありません。日々の生活から、少しづつ丁寧に積み上げる事が大切ですね。《自律心が養われる》
小学生のうちは、周りの子の曲の難易度に目が行きがちですが、楽しんで長く続けている子は、中学生になった時に飛躍的に上達できますよ。
そして、素敵な音楽や本物の芸術に触れる機会を沢山作れるといいですね!見えない力が付いてきます。