新学期がはじましたね!
今年度、第一回目 4月20日木曜日のリトミックの様子をご紹介致します。
発達段階を知ると、暖かく見守れますよ。
発達段階を知り、いかに成長を促すか
というテーマでお届けしました。
発達、上達を促進させるには、与える時期って本当に大切です。
たとえば、
小学生に、大学生が読むような小説を与えたとします。
それを小学生が楽しいって思うと思いますか?
読書って最高〜、もっと読みたいと思うでしょうか。。。
読書に対して、嫌なイメージを持ってしまう恐れがあると思いませんか?
小学生に合った、本を与えることって大切ですね!!
ですから、可能性が無限にある子供への環境の整え方って、本当に大切だと思います。
器用さの発達段階を知り、鍛えるべきポイントに目を向ける
幼児は1歳頃から、体の中心から外側に向かって発達していきます。
肩➡️ひじ➡️手首➡️指という順番です。
紙と描くものを用意し、書かせてみるとわかりますよ。
- 肩・・・ まず点を書けるようになります。肩の関節が自在になってきたと言えるでしょう。
- ひじ・・・ 肘の関節をつかって、線を書けるようになる。点から線になるのです。
- 手首・・・ 手首をつかって、曲線を書けるようになる。文字の真似事も始まります。
- 指・・・ 円を書けるようになります。書き始めと終わりをくっ付ける事ができます、指を使ってコントロールする力が付きます。ここまで来ると、はっきりした文字が書けるようになります。
肩も肘も発達していない子供に文字は書けませんよね。
もちろん、ピアノも弾けないと思います。
ですので、ピアノを上手に弾けるようになるためにも、4の段階へ進む事が大切です。
今回ご参加いただいた、お子様は皆さんとても上手に指が使える事がわかりました。
ビーズのひも通しをして頂きましたが、とっても上手で感激しました。
活動内容としては
- 3拍子と4拍子の曲の違いを感じる(ブルグミュラー鑑賞、講師演奏にて)
- 数に触れる。 (フラッシュカードや絵本にて)
- ボールの合図を聞いて転がす(音を聞く事、気持ちのコントロール)
- 布の上で、ボールを弾ませる(身体活動、気持ちを合わせる)
- ひもにビーズを通す(集中力、手先を鍛える)
- 絶対音感 赤と黄色
これら全てが脳への素晴らしい刺激となっています。
そして、一番伝えたい事は
「音楽楽しい〜」ということです。