このシリーズ、11月から随分間が空いてしまいました、、、反省
今回は、告知したままになっていた、心配からくるメッセージ
これ、すごく難しいですよね
親ですもの、我が子が思い通り、理想通りに行動していないと
カッチーン!!!ときますよ。←私のこと???笑
すると、つい
練習しなさい!勉強しなさい!って言いたくなる
でも、冷静に考えるとそれって心配から来てませんか?
宿題の課題曲が弾けてない、発表会の曲が弾けてない
親は、人生経験が豊富なので
その練習では、本番きちんと弾けない、先生のお宅できちんと弾けない
と結果を想像できるから心配するのです。
でも、、、、
子供はどうでしょう、、、、
練習してない自分を棚に上げて、無邪気に遊んでる
それを見て、余計に親はイライラ!ピリピリ!!!
モーーーーーーー!
いい加減に練習しなさい!と言いたくなるけです。
「練習しなさい!」が良くない事は、もうおわかりでしたね。
それ以外にも、心配からくるメッセージには
「大丈夫なの?間違えないで弾けるの?」
「発表会間に合うの?間違えないで弾けるの?」
という心配メーッセージを掛けてしまう親御さんもいるようです。
、、、その子の演奏は、
《弱々しく心配の音を奏でます》
そして、子供も
「あ〜間違えたらどうしよう」とよく言います。
私は、そんな生徒に
「弾く前から間違える事考えてるの?弾く前から間違えのこと考えてたら楽しく弾けないでしょっ。間違えるのは結果よ、そんなこと考えてもしょうがないじゃない!」
と言って弾かせます。
でも、私も音大の試験の直前、いつも「間違えたらどうしよう、上手く弾けなかったらどうしよう」と考えている人でした。そんな私の結果はご想像の通り、、、涙
これは、実体験から確実に言えること。
「発表会大丈夫?間に合うの?」
などと、心配を親が口にすると
子供にも伝染します。
「発表会大丈夫かな?弾けるかな?」と、、、
それは、明らかにマイナスメッセージ!
【上手に弾けない】【間違えてしまう】
と脳にインプットされるのです。
なので、絶対に不安な気持ちは口にださにようにお願いしたいです。
かといって、放置でいいの?勝手にしてなさいと、何も言わない?
ダメダメ!
肥料やり環境整備は親の役目
不安な気持ちがあれば、是非是非子供の演奏を聴いてあげてください。
間違えを正すのではなく、【プラスのメッセージ】を!!
『少しづつ良くなってるね!努力してるからだね。偉いね』
『この部分素敵な曲だね』など
ポイントは、結果《素晴らしい演奏》に目を向けるのではなく
過程《練習している、ピアノに向かってる、弾けるようになりたい気持ち》を
クローズアップしてください。
部分的に弾けてる場所でも
演奏姿勢でも、
1音でも
イイね〜!!と
声をかけてあげてください。
間違えを見つけた場合は、
「ここはソじゃなくてソの♯でしょ!」
と答えを教えるのではなく、
楽譜を指差し「ここ良く見て」と本人に気付かせましょう。
そして、一個ずつ不安を取り除いていきましょう。
カレンダーや手帳に練習した日をチェックして
努力を目に見えるようにするのもオススメですよ。