今日のレッスンで、「先生、家のピアノ〔アップライトピアノ〕で弾くと、今弾いた様にすべての音が鳴らなくて、、、出ない音があるんです、、、」って 高学年のYちゃん
アップライトピアノとグランドピアノは見た目の違いはもちろんの事、構造、音がなる仕組みが違います。
ある程度のレベルになると
自分の動き通りにピアノが反応してくれず、あれ?って感じることがありますよ🎶
これを感じてくれたYちゃん
そこまでピアノが上達したって事!私はこの質問をされて、嬉しさを感じたのでした《笑》
では解説していきましょう〜
グランドピアノで弾くとちゃんと音が鳴るのに
アップライトピアノでは音が鳴らない
それぞれの違いは以下の通りです。
●グランドピアノ●
押さえた鍵盤を3分の1まで戻すと次の音を鳴らすことができます。
→素早い連打、トリルも、繊細に奏でることができます。
●アップライトピアノ●
押さえた鍵盤が完全に戻らないと、次の音を鳴らすことは不可能です。
→グランドピアノに比べて、素早い音の連打やトリルに限界があります。ピアニッシモの演奏に限界があります。
YAMAHAのHPのデータによると
グランドピアノの連打 1秒間に14回
アップライトピアノの 1秒間に7回
というデータ【YAMAHAのHP】も出ています。
ある程度速い音を奏でられる様になると、この違いを感じてしまうのです。
ピアノを専門に勉強するならグランドピアノをと言われる所以は
こういう所にあるのですね。
ただ、置くためには住居問題もクリアーにしなければならないので、
そう簡単にグランドピアノを用意できないのが実情ですよね。
これを問題視していろいろな開発もされています。
アコースティックピアノや
グランフィールピアノ
電子ピアノもお値段の幅がすごくありますし、、、、
先生に相談しながら、楽器を用意される事をお勧めします。
これからも楽器について綴っていきたいと思います🎶