お友達と比べないでね、発表会から得るもの!
改めて綴りたい事は、発表会までの努力と同じくらい重要な事として、
発表会後の親の対応です。
全員それぞれ、努力をして当日を迎えます、ぜひ10人十色の素敵な演奏にこころから拍手を送ってほしいです。
発表会を前にして、知っておいてほしいことがあります。
上手そうに聞こえる曲に注意!
私は選曲には、細心の注意を払って決めているつもりですが、
演奏する曲目には、
「上手そうに聴こえる曲」「華やかな曲」「地味だけど難しい曲」
っていうのがあります。
発表会でたくさんの子の演奏を聴いて
「Aちゃんの方が、難しい曲を弾いていたね」
「Bちゃんは、すごく上手よね〜」
などなど、なんでもない親の言葉が、子供をすごく傷つける事があります。
派手な曲、地味だけどすごく努力の必要な曲など、いろいろあります。私は準備段階をみているので、その子がどれだけ努力したのかがわかります、、、
でも、当日だけ聞くと惑わされちゃいますよね、なのでここでイマイチド!
曲には、上手にきこえる派手な曲、地味だけどすごく難しい曲がある
という事、忘れないでくださいね。
お友達だけではなく、兄弟や従妹との比較も要注意ですよ。
発表会での経験は一生の財産に
なぜ、ピアノの発表会をするのでしょうか、、、
それは得るものはあるからです。
小学生のうちは、自己肯定感を上げることが大切です。
たくさんの経験から自信をつける事が、いろいろな所でいきてきます。
自分は素晴らしいかけ替えのないオンリーワンの人間ということをしっかり心に刻みたいですよね。それは、辛い時踏ん張らなければいけない時の糧になると思うから。
(中学生になると、嫌でもテストの点数等で比べらる時期に突入ですからね、、、
その時、頑張れる力、源となるのは、どれだけ周りから認めてもらってきたかという事。
自己肯定感が高いと、ぐんぐん多方面で伸びてくるのだと、私は思っています。)
なので、我が子をしっかり褒めて、認めてあげて欲しいです。
理想通りにいかないのが子育て
「すばらしい演奏だった」って言えない親の心境もわかります。笑
正直言って、私はわが子には厳しいです、、、生徒には、少しの努力でも褒めてあげられるのに、我が子となると、え?この程度???まだまだ~と思ってしまい、あまり褒めません。
なので、今まで書いたのは理想論
親がわが子を誉めてばかりだと、バカ息子になるのでは?と思いません?笑笑
☛私はそういうタイプ、、、
なので、習い事しています。先生方はわが子の事、よく褒めてくださいます、そこでバランスとっています。
先生は褒めるのが仕事です、ぜひ遠慮なくわが子を誉められない場合は、ご相談くださいね!
いいところ、頑張ったところ、お伝えしいますので♪
褒めなくても認めるだけでよい
褒め下手な方にお勧めなのが、認めるだけ作戦
「お母さんは、あなたの演奏をちゃんと聴いてたよ」
実際に日々の練習を聴いてあげるだけでも、子供にとって励みになります。
「今日まで練習たくさんしていたね」
で十分です。!
そして、今までの練習の記録を見直すのもどうしょうか?
そこには、努力の跡がしっかりと記入されているはずです。
発表会前までは、目標にむけて逆算するという役割もありますが
こんなに頑張ったって思えるお守りにもなるのではないでしょうか。
偉そうに言ってますが、私はこういうコツコツ記入する事ってとっても苦手です、、、
チーン、、、、、
だからこそ、生徒にはそれの重要性を知り、力を付けてもらいたいのです。
練習計画目標は具体的にたてる
今回は、発表会の20日前
本番までに100回は弾こうね!と声をかけました。
生徒によっては、目標回数は変えているので
昨日の時点で100回を超えている、K君は
150回を目指してもらう事にしました!
一緒に逆算、、、
1日のノルマは朝4回、学校から帰宅後3回、夕飯の後に3回
これで1日10回弾けるのです!
子供の集中力で一気に10回弾くのはとても大変
お薬の様に朝昼晩、3回に分ける事をお勧めしています。
そして、みごと
目標私との約束を守ってくれて150回弾いてくれました。
もう、本番の成功か否かよりこういう経験が本当に大切なんだなと思いました。